ハーレーには装着率が高いのではないかと思いますが、これくらいではせいぜい「イタズラ防止」くらいで、プロの窃盗団などは持って行ってしまうそうです。
そこで、イモビ+アラーム以外にもいろいろと盗難防止対策を考えなければなりません。
私はネット上のバイク盗難対策情報が書かれているサイトを読みまくりました。
それによると盗難防止の基本は、まず「バイクカバー+複数ロック」です。
バイクカバーは本来、雨やホコリ、紫外線などからバイクを保護するためのものですが、盗難対策上「バイクの車種をわからないようにする」ために重要です。
ハーレーなんぞは、中古でも値落ちが少ない上、バラして部品だけでも売れますし、国外でも高く売れるので窃盗団に目を付けられやすい車種の代表でしょう。
そこでバイクカバーはきちんとバイク全体を隠せて、カバーの前輪、後輪部分にワイヤーロックなどを通せる穴が開いているものが必要になります。

私が選んだのは「
ヤマハ ワイズギア バイクカバーF(防炎)タイプ」(8,820円)です。
サイズは「2L」で通常の「左ハンドルロック」タイプです。左は同タイプのカバーに前後輪ワイヤーロックを使用している写真です。
この商品のサイズ適合表には「スポーツスター=右ハンドルロック専用タイプ」という記載がありましたので「そーなのか?」と思いディーラーへ電話をして確認してみました。すると「スポーツスターは2003年型まで右にハンドルを切ってロックするタイプでしたが、現在は国産車と同じように左ハンドルロックです」とのこと。
適合表を鵜呑みにしたら間違えてしまうところでした。
このカバーの特徴は・・・
・万一放火などによって火をつけられた場合、炎が燃え広がらない様に加工された生地を使用
・2色の切返しデザインで装着時に前後が一目でわかる
・アジャストコードで前後どちらからでも簡単にしっかり絞れる
・ハンドルロック状態に合わせた立体裁断
・前後スリット(70mm)は大型ロックに対応し、車体カバーの上からロックできる
・両サイドに立体大型ベンチレーションを設け、カバー内の湿気を効果的に逃がす
ということです。
防炎加工、前後のロック用スリットは必須です。ベンチレーションも良いと思います。湿気を逃すだけでなく、強風の時などにカバーごとロックされたバイクが持ち上げられて転倒してしまうことがあるそうですが、風が逃げれば大丈夫でしょう。
できれば「熱いエンジンやマフラーでも溶けない生地」なら、なお良かったのですが、このカバーはそのようにはなっていないようです。そのため「
バイクカバー遮熱シート」(1,029円)も併せて購入しました。これはマフラーなどが当たる部分に貼り付けてカバーが溶けないように保護するためのものです。
実際にはそう簡単にカバーが溶けるとは思えなかったのですが、「でも、もし溶けたらイヤでしょう?」と妻が言うので購入しました。
次はロックです。
バイク用品店には、ありとあらゆる種類のロックがあり、サイズや値段もピンキリで、どれを選んだらいいか迷ってしまいます。
代表的なものは「チェーンロック」「ワイヤーロック」「U字ロック」など。使い方は大きく分けて2通りです。
(A)前輪や後輪をロックしてバイクが動かないようにする
(B)フレームと電柱やカーポートの柱などを繋いでバイクを移動できないようにする(地球ロックというそうです)
(A)は、バイクカバーの上などからロックすれば、簡単にカバーをめくることができないようになり、車種をわかりにくくする効果が期待できます。
また、常に携帯して、出先でちょっとの時間に手軽にロックする際などもコンパクトなチェーンロックが便利でしょう。
私が購入したのは、まず「
ゴジラ スチールリンク ダイヤルロック」(5,040円)です。

これは太さ20mm、長さ1350mm のダイヤル式ロックです。

もうひとつは「
バイクロック 3点セット」(4,980円)。
これは「ワイヤーロック」「U字ロック」「ディスクロック」の3種類がセットになっていて、すべて1つのキーで施錠できるというものです。
ロックは「複数かけたほうが効果的」なのですが、当然、数が増えるとキーも増えてしまいます。これはとてもメンドウなので、このような共通キーのロックセットと、前述のダイヤル式ロックを買ってみました。
これでロックは計4つですが、ワイヤーやU字の鋼材は、丈夫そうに見えても非常に簡単に切断されてしまうということです。ゴジラロックはメジャーなブランドですが、ネットでは切断され盗難被害にあったという報告も多く、あくまでもバイクカバーロックと携帯用として購入しました。
そこで自宅保管用に上記(B)タイプの「信頼できるロック」を探さなければなりません。いろいろと調べたところ、現在のところ切断報告が無い、もしくは非常に少ないのが次のロックです。
「
キタコ スチールリンクロック・ロボットアームロック」

バイクを盗まれた鉄加工技術者が意地で考え製品化したといわれているもので、窃盗団が使う携帯式油圧カッター(油圧20tクラス)では切断できない強度を持っているそうです。
最も強力な「スチールリンクロック BM-10」は、長さ230cm、リンク部外径45mm、重量は実に 23kg(!)で、油圧カッターテスト60tをクリアしています。価格もびっくり 174,800円です。(ケタは間違っていません。17万です)
最も安い携帯用の「ロボットアームロック HD-4」でさえ、重量 5.6kg、油圧カッターテスト 15t、で 46,500円です。
まだ購入していませんが、買えるとしたら自宅据置用「ロボットアームロックHD-8」重量 8.5kg、油圧カッターテスト 25t、でしょうか。これでも 61,000円です。
「
中野製鎖工業 超硬張鋼チェーン」

こちらは専業の鎖屋さんが作ったバイク用盗難防止チェーンです。
一見ただの「クサリ」ですが、特殊な材質で、ホームページによると「2002年より販売開始以後盗難の報告ゼロ」とのことです。
こちらは16ミリ径が1メートルあたり 13,000円。2メートルなら 26,000円です。
これは「ただの鎖」ですので、チェーンカバーやエンドリング、専用取付ロックもしくは強力な南京錠などを併せて購入しなければなりません。
まあだいたい予算としては5万円くらいになるでしょうか。
また(B)の「地球ロック」をするためには、埋め込みアンカーなども必要ですが、これもヘタな鉄製アンカーなどは「ロックを切断するよりアンカーを切るほうが簡単」では意味がありません。
私の自宅は普通の一戸建てで、カーポートもありますがそれほど大きくないので、カーポートの柱に繋ぐためにはクルマを追い出さなければなりません。さてどーしたもんか・・・

キタコのロックは受注生産ですし、ともかくもう納車までにバイク用品を買い物に行く時間がなくなってしまいましたので、幕張の「2輪館」で一番ゴツくて長いチェーンロックを購入しました。
「
セプトゥー マキシブライトチェーン&パッドロック CMB1118」(37,590円)です。クロモリアロイ合金の11.5mm、長さ180cm、重量5.3kg。同社のゴールドヘックスチェーン16mmと同等の強度ということです。キーにはLEDライトが付いています。
しかしどんなに強力なロックでも「絶対に壊せないものは無い」というのが事実のようで、「ロック以外の」さらなる防犯対策も考えなければなりません。
ということで、盗難対策は次回に続きます。
今回の「お買い物」総額・・・
| バイクカバー | ¥8,820- |
| ゴジラロック | ¥5,040- |
| ロック3点セット | ¥4,980- |
| セプトゥーロック | ¥37,590- |
| 合計 | ¥53,430- |
バイク用品の金額がどんどん増える・・・恐ろしいです(^^;